視覚障がい者の使用
この製品は、スマートフォンを活用しながら積極的に外出する視覚障がい者の方々を主な利用対象としています。画面拡大や音声読み上げ、GPSによる現在地の把握など、スマートフォンの支援機能により、外出のしやすさは以前と比べて格段に向上しました。
一方で、スマートフォンの操作や買い物など、両手を使いたい場面では、これまでどおり白杖を脇に挟む必要があり、手の動きが制限されてしまいます。外出先や日常生活の中には、両手を使わなければならない場面が少なくありません。例えば、買い物中に商品を手に取り、カバンから財布を出して会計する、改札でICカードを探す、駅でスマホの画面を確認しながら乗り換え情報をチェックする、飲料のキャップを回す、手を洗い、濡れた手をペーパーで拭く、傘を閉じてバンドを巻く、郵便受けから郵便物を取り出す、玄関の鍵を開け閉めする等……白杖を一時的に手から離したい状況は数多くあります。
そのような時、「ツエストポーチ」があれば、白杖をポーチに固定したまま両手を自由に使うことができます。白杖をどこかに立てかけたり、腕に挟んだりせずに済むことで、より自然でスムーズな行動が可能になります。これにより、外出を不安に感じていた方も、スマートフォンとツエストポーチを組み合わせて使うことで、より安心して日常を楽しむことができるようになるかもしれません。
全盲の川島さまにモニターしていただきました。 両手でスマホを使い音声ガイドを操作。
前面ポケットにスマホを入れて、音声ガイドを聞きながら歩行。※雑踏では音声が聞き取りづらい場合もあります。
汗を拭いたり、水分補給をしたり、両手が使えるとホッとできます。
弱視の関根さまにモニターしていただきました。駅構内で、スマホを使い現在位置を確認。
支払いはタッチ決済。店員さんにポイントカードございますか?と聞かれ、ポイントもタッチする。
スマホをやレシートを閉まう時、両手が使えると楽
カフェで休憩。荷物置きのない狭い場所で白杖を保持。※椅子の高さや座る位置によっては使用しづらい場合もあります。
